小金持ちの実感

久しぶりに回転ずしを食べに行ってきました。いわゆる「激安」ではない方の部類の回転ずしです。

旬のネタや美味しそうだなと思ったネタを注文してすっかり満足して帰ってきたのですが、ふと気づいたことがあります。注文する際に「ほんのちょっと」だけしか「値段」の事を気にしていなかったのです。

もっと若いころであれば回転ずしを食べながらも皿の枚数と色を見て、だいたい何円くらい食べたのかを本能的に計算していたのですが、中途半端な小金持ちになり色々な経験を積んでしまったからなのか、値段のことは気にせず、いや、正確には「せいぜいこのくらいが上限かな?」といううっすらとした感覚でしか意識しないようになってしまいました。

ああ、これが中年そして小金持ちの感覚なのだなと自分で納得できました。

同時に「ほんのちょっと」「うっすら」と値段の事を気にしているあたりが小金持ちの証なのでしょう。この感覚はきちんと忘れないように生きていこうと思った次第です。ここでお金の感覚に対して勘違いするときっと失敗するのだろうということが感じ取れるのも経験のおかげなのでしょう。

本当に食べたいと思ったものを自分で選んで食べる。すなわち、選択の自由があり自分の責任で食べることができて満たされた気持ちになれる。小金持ちになってみて分かったことのひとつです。

選択の自由の幅を回転ずしだけでなく、自分の生活や生き方の中に取り入れていければなと。

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