個別株の投資判断材料になるテレビ番組について

「毎回」という訳ではありませんが、個別株を買うきっかけがテレビ番組というケースがあります。

そして今の所、投資判断としてはそんなに間違っていなかったかな?、という結果です。

ワールドビジネスサテライトやがっちりマンデーなど、ビジネス直結の番組も参考にはなりますが、実際に私が投資の参考にしているのは、NHKの「魔改造の夜」という番組です。

様々な日本を代表するような企業が、日ごろ行っている業務と比べると、とんでもなく「バカらしい」テーマに対して真剣に取り組んで競うという番組です。例えば、脚立を走らせてタイムを競ってみたり、コンビニのビニール傘を飛べるように改造して滞空時間を競ったりするのです。

お題目がばかげているので、すぐさま業績に直結するようなイノベーションや技術が見える訳ではありません。

私が見ているのは、その企業でどんな人が働いているのか、働いている人は何を心に秘めているのか、といった「人とその人の目」です。

テレビ番組ですから脚色がゼロではないことは承知していますが、俳優さんではない一般の企業人が必死で何かに取り組んでいる様子が垣間見れると「なんか、この企業はやってくれそうだ」という、数値にはならない企業価値を感じることが出来るのです。

2025年現在、生成AIの勢いは凄まじく投資対象の中心にはなっていますが、それでもやはり人々の暮らしや安全にエッセンシャルに役立つ「技術」や「モノつくり」の評価が衰えることはないと考えています。

これからも投資家としては「魔改造の夜」から目が離せないのです。

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